なぜ『エロゲー業界が危ない』と言われるのか考えてみる
(注:本エントリは「エロゲー業界が危ない」と主張するものではありません)
http://addb.s247.xrea.com/index.php?Diary%2F2008-09-01
連綿と続き、ループするエロゲー論壇でたまたま微妙に似たような話題が出ていたので、こういう話題が何年もの間、飽きることなく語られる背景について考えてみたいと思います。
実際にどうなのか、について語るべき根拠を私は持ってないのでここでは触れません。
凄い新ブランドがない?
ここでいう「凄いブランド」というのはいわゆるkey,leaf,type-moon,August級の、信者の勢力図や以後の作品傾向すら影響を与えるような新ブランドです。
・・・正直なところそうホイホイ出るものではないと思いますが、
そろそろ Fate/stay night 発売から4年半経つので、次に期待する人も多いのではないでしょうか。
粗製乱造になってはいないか?
この辺の話は過去にもみた記憶があるのですのが・・・(苦笑
新規属性が増え、ジャンル数が増加する状態がここ数年続いています。
これについて、全体的な作品の質の低下を懸念する声が上がるのも、ある意味では妥当な反応かもしれません。
製作側の状況が悪化している?
まぁ色んな要素があるのでこれも一概には言えないでしょうが・・・
「エルフ、アリス全盛期の時代に比べると爆発的なヒットは生まれていない」
「初回特典に抱き枕カバーを付けすぎているので、クリエイター(笑)さんの収入も落ちている」
「メインユーザーである学生層が減少している」
などが不安要素になる・・・のかも。
ジャンルとして行き詰っている?
「自家中毒あるいはセルフパロディをはじめるとそのジャンルは衰退(成熟)している」
リンク先2つ目の内容そのままですね。
どういう作品が該当するのか、については今回省略。
多くの人が自家中毒的な作品と認識する作品があれば上記の法則にも適用され、
「○○というジャンルは衰退した」と言われる・・・かも。
まとめ
・・・書いてて自信がなくなってきました。
「危ない」と言えそうな要素はあるのですが、裏付けが無いとなんとも言えませんね。
上記の記述についても根拠の薄いところが多いので、
なんらかの主張をする場合ははっきりした根拠が必要だなぁ、と感じる結果になりました。
10月19日のイベントではどんな話が飛び出すのか、気になるところです。
いつでもどこでもだれでも、危ないだの衰退するだのが好きな人が言うことは似たようなものです。衰退するのはじんるいだけでじゅうぶんなのです?