ヤンデレ大全とかなんとか

結論から言うと大満足の内容。ここまでのボリュームのものを作ってくるとは思いませんでした。分野もエロゲ、マンガ、ラノベ、アニメ、コンシューマー、同人ゲーム、音楽、映画、小説、果ては古典まで、なんでもござれの内容。
身辺雑感/脳をとろ火で煮詰める日記: 「ヤンデレ大全」こぼれ話 -キャラの収録基準について-
で書かれていたとおりの陣容であると思います
しかしユメミルクスリがこんなところに出てくるとは思わなかった。あえかとねこ子が紹介されてたけどこの二人はかなり異質なんじゃなかろうか。はいむらきよたか氏の原画といい、ヒロインだけでなくゲーム全体として不思議な空気の漂う作品です。企画:田中ロミオを抜きにしても是非一度手にとってみてください。
・・・・と、話がそれました。ラノベに非常に疎い自分としてはでラノベヤンデレ作品紹介リストが非常にあり難かったというか参考になったというか。紹介をさらっと読んだ限りだと永遠のフローズンチョコレート嘘つきみーくんと壊れたまーちゃんが面白そうだと思った。今度見かけたら確保いたします。


考察も非常に多様。
特にYU-SHOWさんのヤンデレと妹キャラに関する考察が非常に面白かった。妹という制約によるヤンデレ。なるほどなあと思いました。そういえば何らかの制約によるストレスでヤンデレと化するというのは結構多いのかも。何を今更と思われる方もいるかもしれませんが個人的には盲点でした。どうしても嫉妬からという方に目が行くからなあ。まあ制約があるから嫉妬するという見方も出来なくはないし難しいところ。
たまごまごさんの考察では正、負のカタルシスということで結末に重点を置いた考察。この言い方を借りるのであれば正にも、負にもいけなかったヤンデレってどんなキャラになるんだろうなということをふと思いました。完全に中間だとただの脇役だからどちらかには振れるんだけれども最後までは行かない。幸せにもなれないし、かといって鉈を持ってくるわけでもない。嫉妬の上での異常な行動が表に出はするが結局他の女の下に去っていく主人公をただただ見るしかない。なんで私は幸せになれないんだろうねあははははははははみたいな感じで終了。うん。微妙だ。
ヤンデレ男についてはノーコメントです。縁じゃなくて瀬田宗次郎*1だろ!!


と、簡単ですが感想を書かせて頂きました。ヤンデレ大全、非常にいい出来であると思います。迷っているのであれば買って損はないでしょう

*1:懐かしい。とある理由で思い入れの特に深いキャラです。