印象に残るエロゲの冒頭は?

http://alfalfa.livedoor.biz/archives/50993624.html
こんなスレを見るとすぐ脳内でタイトルのように変換される俺は酷いエロゲ脳ですね。

最古の記憶は。
日付さえおぼろげな、遠い霞のなか。
貴族的な気品を抱く、豪華な私室。
そこには天蓋つきの寝台も欧羅巴製の椅子もあった。
けど床に座るのが一番好きだった。
こんな日は特に。
窓から見える夜の張は星月夜。
枠に切り取られた散在する瞬きに目を奪われる。
外界と室内を隔てる窓ガラスに己の姿が映る。
深窓の令嬢。
洋風のドレスに身を包む、楚々とした少女。
君はいったい誰ですか?

これだけ印象に残っているのはループのせいではない。と思う。ここを確認するために立ち上げたらそのまま1時間ぐらい読み進めていたのは内緒。

夜が怖い。と彼は言った

冒頭の文章というより冒頭の部分が印象に残っている。流石だなあと思わされました。

三月下旬
午後二時
人ごみが濁流となって動く
人の流れに乗り、
改札を抜け
左右に抜けるホームのような場所へ出た。
床を見てなるほどと頷く
巨大なアニメ絵が床にある。
悠長に鑑賞している暇なし
後ろから押された
進むしかない。
混濁した人の流れだ。
駅を抜けた。
光あれ。

自分も初めて行った時はこんな感じだったなあ。なんというかこんな町があっていいのかという感覚でした


あとは・・・オルタの冒頭、ユメミルクスリの冒頭も印象的かなあ。なんにせよつかみは大事だよね。ってお話でした。